先にこのブログでも案内させていただきましたが、10月22日(土)稲部遺跡
発掘調査現地説明会が開催されました。
先の市教委の記者発表及びテレビ・新聞での報道の影響もあってか、市内外から
1,000人を超える参加者がありました。中には大阪や奈良から駆けつけられた
方も多くおられたようです。(あとで聞くと、静岡や愛媛からも・・・)
改築整備中のJR稲枝駅も久々に来彦者で賑わったようであります。
以下、内容・概要は、別の機会に報告することとし、
当日の一コマをアップしておきます。


市の担当者の説明 バックには荒神山




発掘品の展示

なお、ここで若干苦言を呈しておきます。
この遺跡が、邪馬台国時代の国家形成の有様を考える重要な遺跡であること、
さらには、事前に記者発表、テレビ・新聞での報道があったことから、当然相当
数の参加者が予想されたにも拘わらず資料が大幅に不足し、案内・誘導
のスタッフも不足気味であったのは残念でありました。
→追記 :
なお、参考までに、当日資料については、彦根市HP
文化財保護課の「お知らせ」よりダウンロードできるようになりました。。
◎ 次に、地元稲枝地区のまちづくりを推進する一人として、一言。
そもそも、今回の発掘は、稲枝駅改築整備の関連事業であるアクセス幹線道路
芹橋彦富線及び稲部本庄線の用地買収の経緯の中で発見されたものでありま
すが、稲枝駅改築整備の完成を間近にして、、この重要なアクセス幹線の早期
整備と今回の重要な遺跡発見をどのように後世に伝えていくべきか(保存・
活用)の課題をどのように調整するか、地元も含めて早急に議論されることを
切望します。